エッセイ

夕食を家族で過ごす時間

rhythm

みなさん、いかがお過ごしでしょうか。りずむです。

みなさんの夕食は家族みんなで過ごされていますか?
我が家の夕食は可能な限り一緒に食べるようにしています。
まあ、夫婦二人暮らしなので出来ることなのかもしれませんが。

農林水産省の2017年時点の調査によると、家族と一緒に食事をすることが難しいという理由の8~9割が、自分もしくは家族の方の仕事が忙しいという結果がでていました。

相方は今春に転職したのですが、転職前は部署移動によりブラックな就業時間で働した。
帰宅も出来ず、会社の固い床や狭い車内で小一時間ほど寝られればマシなんてことがしょっちゅうで丸二日帰ってこられないなんて時もありました。
帰宅した日も、ほぼ0時前後が多かったです。
結果、身体を壊して転職に至ったわけですが、転職後の現在は日によりますが19時から21時前には帰宅が出来るようになったので、本当に良かったなとつくづく思います。

転職前、転職後も私の勝手なこだわりですが、夕食は一緒に食べるようにしています。
時間に限らず、午後11時だろうが午前2時だろうが。

何で先に食べないのか?そんな時間ならおなかペコペコじゃん!てなりますよね。
ほんとそうですよね(笑)
そりゃ100%一緒に食べるってわけではなく、稀には先に済ませることもあります。

しかし、なぜなんだろう?と、ふと考えてみる。
もしかすると私の幼少期の夕食のイメージによるものかもしれません。

私は幼少期、祖父母、父母、姉私の6人家族で、夕食はだいたい家族みんなで囲んで食べたという記憶が容易に思い浮かびます。

顔を合わせ、母と祖母が作ってくれた温かい料理が食卓に並び、みんなで手をあわせて、「いただきます」の挨拶で始める夕食。
「これ美味しいね」、「これ本当に好きだよね」、「嫌いで食べないと大きくなれんよ」、なんて会話が飛び交う情景、魚の骨が喉に刺さって大騒ぎなんてことも思い出されます。

そういう時間て、その時はそれが普通であたりまえの時間であっても、子供の成長や、家庭環境などでジワジワと、もしくは予測できない不幸などによって突如無くなってしまう。
そう考えると、ちょっとした夕食の時間も貴重な時間だと思います。

我が家は晩婚だったせいか残念ながら子供には恵まれず、若い頃に思い描いた我が子と一緒に家族で囲む食卓というものは叶いませんでしたが、現在、夫婦二人で過ごす夕食は、互いに好きなお酒を飲みつつ談笑しながら過ごす。
いたって普通じゃんと思えてしまう時間も、私にとって好きな時間のひとつです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

他の記事も読んでね♪

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


記事URLをコピーしました